瑪瑙(めのう)

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瑪瑙とは

目に見えないほど細かい石英が集まり構成される潜晶質(隠微晶質)の塊状(かいじょう)結晶で、緻密に固まり色むらの少ないものを「カルセドニー」、色彩の変化や縞模様などがあるものを「アゲート」と区別します。

アゲートの語源はシチリア島の川「アカーテ」流域に産することに由来します。和名の「瑪瑙(めのう)」は丸い縞模様の原石が馬の脳のようみえたことから名づけられました。

粒状の石英の隙間にイオン溶液を染み込ませ、加熱処理をすることで劇的に美しく着色します。天然の発色が重視されるパワーストーンですが、この石に関しては芸術的に染め上げたものが高い価値を持つと言われます。固く滑らかな結晶は色調の変化を活かし、古くから世界各地でカメオなどの装飾品、印章などに用いられてきました。

瑪瑙の効果について

色や形によってパワーも異なりますが、基本的に調和と繁栄、大切なものを結び付けて良い結果へと導くという力があります。そのパワーは、この石の成長過程に通じるものがあり、小さな結晶が集まり結びつく性質から、人間関係などの絆を深める力があるとされます。

また何色にも染まる性質は、どのような環境にも臨機応変に対応し、周囲に好かれる魅力を与えてくれます。新境地での生活になかなか馴染めないときにおすすめです。

また、古代より石器や武器として利用された他、蜘蛛やサソリの毒を消す力があるといわれ、守護石として大切にされてきました。

瑪瑙の硬度

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