スピリチュアル– category –
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コトホギの縁起物話「招き猫」
【「左手だけでいい」――ご縁を大切にする、コトホギの招き猫観】 1. 招き猫って、どんな意味があるの? お店や玄関で見かける、手を挙げた猫。日本では昔から「招き猫」として親しまれてきた、縁起物のひとつです。 右手を挙げる猫:金運や商売繁盛を招く ... -
コトホギの縁起物話「蛇」
蛇という生き物は、古来より人間にとって特別な存在でした。その細長く這う姿や、とぐろを巻く奇怪な形状から、不気味さや畏怖の対象とされる一方で、脱皮による再生や冬眠からの覚醒などの生態は、命の循環や再生の象徴とも重なり、神秘的な力を宿す存在... -
コトホギの縁起物話「烏」
『古事記』によれば、初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)が東征の折、熊野の山中で道に迷い、進路に困っていた際に、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が遣わしたとされるのが、「八咫烏(やたがらす)」です。八咫烏は三本足の神聖な烏で、神武... -
コトホギの縁起物話「猿」
猿を神の使いとする代表的な神社が、比叡山の麓に鎮座する日吉大社(ひよしたいしゃ)です。日吉大社は、平安京の鬼門(北東の方角)を守護する重要な神社として、古来より朝廷や人々から篤く信仰されてきました。 この社のご祭神である大己貴神(おおなむ... -
コトホギの縁起物話「玉(たま/ぎょく)」
私たちがいま「アクセサリー」として身につけている天然石の玉──それは、実は古代において神聖な意味をもつ祭祀の道具でした。美しさの裏に、祈りや信仰、そして人と神をつなぐための“言葉にならない対話”が込められていたのです。 古来より、玉(たま)は... -
コトホギの縁起物話「七夕竹」
七月七日の夜、天の川を挟んで輝く二つの星――牽牛星(けんぎゅうせい/アルタイル)と織女星(しょくじょせい/ベガ)が、年に一度だけ出会うという物語は、日本でも広く知られる七夕伝説の中心です。この伝承は中国の古代神話に由来し、日本には奈良時代... -
コトホギの縁起物話「夏越の祓と茅の輪くぐり」
宮中や神社では、毎年6月と12月の晦日(おおみそか)に、「大祓(おおはらえ)」という重要な神事が行われます。これは、日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに積もった罪や穢れ(けがれ)を祓い清め、新たな気持ちで次の半年を迎えるための節目の儀式で... -
縁起物とは
仏教では、この世のすべてのものは、互いに関わり合いながら成り立っていると考えられています。何かが存在するには、必ずそれを支える“縁(つながり)”があり、その仕組みを「縁起(えんぎ)」と呼びます。 一方、日本では昔から、「縁起」という言葉が、... -
槇尾山 施福寺を参拝|西国三十三所の難所で出会う仏像と美しい景色
GWも折り返しを過ぎた頃、大阪の槇尾山 施福寺(まきのおさん せふくじ)へ初めて参拝してきました。自然と歴史、そして仏像との対話が感じられる、とても良いお寺でした。 和歌山からは高速道路と下道のどちらを選んでも所要時間はさほど変わらず、むしろ... -
鞍馬寺を参拝|九十九折の参道と由岐神社・金剛床パワースポット
【鞍馬寺参拝とパワー補充】 コトホギでは、守護していただいているご神仏が祀られている神社仏閣へ定期的に参拝しています。守護のご加護をいただいているからこそ、定期的にご挨拶し、エネルギーの補充を行うことが大切だと考えているからです。 守護神...