淡水パールとは
淡水パール(淡水真珠)とは、本真珠の一種で母貝にイケチョウガイなどの淡水生の二枚貝を使って養殖された真珠のことです。
本真珠には天然真珠と養殖真珠がありますが、本物の天然真珠は大変希少で市場に流通することは稀なため、一般に流通している本真珠のほとんどは養殖真珠です。
養殖真珠には、海水生の貝(アコヤ貝など)を母貝として海で養殖された海水パールと、淡水生の貝(イケチョウガイなど)を母貝として主に湖で養殖された淡水パールとがあります。
海水パールのほとんどは有核真珠です。核となる種玉が真円のため、形もサイズも揃うものが多いです。その一方で、淡水パールは有核と無核のいずれも方法でも養殖されています。
無核養殖された真珠はほぼ100%真珠質でできた真珠になります。淡水パールの場合は1つの母貝で作られる真珠の数はおよそ10~40粒位にもなりますが、真円のものはごく稀にしか採れず、そのほとんどがライス型やティアドロップ型などの形状になり、一粒の大きさは3~6ミリと比較的小粒のものが大半でした。
1990年代に入るとヒレイケチョウガイを母貝として有核養殖された真円の淡水パールも作られるようになってきました。養殖技術の進歩で品質が向上し、養殖期間の延長、さまざまな技術革新によって品質の高い淡水パールが生産されるようになり、近年では6~8mmが主力サイズとなってきています。中には養殖期間を7~8年に延長することで10mm以上の大粒サイズの珠も出回るようになりました。
現在、市場に流通する淡水パールの大半はヒレイケチョウガイを母貝とした淡水パールになります。
ヒレイケチョウガイを母貝として養殖された淡水パールは、真珠層が滑らかで、丸みを帯びた形状になります。オレンジ系やバイオレット系やワイン系などカラフルな色の珠ができやすく、この3色とホワイト系が基本の色になります。
純白のホワイトの珠は非常に少なく、国産のイケチョウガイの淡水パールと比較して、ホワイト系でも多少黄色がかった珠が多くなります。
淡水パールの効果
淡水パールは6月の誕生石です。女性の美を引き出すパワーストーンとして知られています。パール(真珠)はネガティブなエネルギーを退け、ポジティブなエネルギーを引き寄せるお守りです。母貝に守られて成長するため、守護の力に優れていると言われます。
淡水パールはこんな時にオススメ!
- 本当はこんなこと言いたくないのに……気づいたら人を傷つける言葉を口にしてしまう。自分を変えたい
- 特別変な場所に言った覚えもないのに、気が付いたら妙に疲れている。目に見えないものからの守りが欲しい
- この頃女子力が下がりがちな気がする……まずはサポートしてほしい
- 自分の価値観をアップさせたい。エゴやうぬぼれを防ぎたい
- ポジティブになりたい
淡水パールの硬度
3.5~4.0