2022年7月の伏見稲荷大社、稲荷山参拝

伏見稲荷、稲荷山

コトホギは、伏見稲荷大社より勧請させていただいた分霊、陽月大神さまをお祀りし、お守りブレスレット・お守り数珠の持ち主になってくださる方の繁栄と開運を祈願しております。
神棚にお祀りさせて頂いている神様の神社へは定期参拝をするように心がけています。伏見稲荷大社への参拝はもちろん、毎年最低一度はお参りをさせていただいております。


7月の本宮祭にあわせてお参りしてきました。稲荷大神の分霊を祀る全国の崇敬者が、日々の神恩に感謝するため親神様に参拝するのが本宮(もとみや)祭です。

本宮祭前日の宵宮祭には、稲荷山をはじめ境内の全域に灯りが点る万灯神事が行われます。
混雑を避けるために宵宮祭を狙って朝出発しました。境内駐車場は使えなくなっていましたが、駅前のパーキングに停める事ができました。

まずは本殿に参拝し、お札を授かってから早足で千本鳥居に向かいます。すぐにたどり着く奥社も早足で、まずは四ツ辻を目標に登ります。

奥社から上に行くのは初めてです。四ツ辻までにある社は熊鷹社です。熊鷹大神が祀られているパワースポットです。しかし先は長いのでご挨拶だけして、先を急ぎました。途中で参拝をしたい社はあらかじめ決まっているので、そこできちんと参拝をします。

四ツ辻に着くまでは休憩できるお店があり、私たちも途中に一度ドリンク休憩をしました。ドリンクを持参しなくても大丈夫なほどにお店があります。

ちなみに、ここに限らず京都では何かを購入・注文して椅子や場所を借りるカタチを徹底しています。

様々な文化圏の人が来るから、なおさらかもしれませんが、きちんとルールを守りさえすればとてもやわらかく、優しく接してくれます。

そして、とても見晴らしの良い場所に辿り着きました。四ツ辻のすぐ下の踊り場です。

四ツ辻からは右と左のルートを選んで山頂を目指します。ウツギさん曰く、左側のルートが正しいルートだということで、御前谷、薬力社、眼力社などがあるルートを進みました。

眼力大神が祀られている、眼力社に着きました。

ここの空飛ぶ狐フライング狐の素敵な体勢。なんてアクロバティックで躍動感溢れる姿なんでしょう。

しかも口には笹を咥えており、それが手水になっているという。

フライング狐様は今回私が1番会いたかった狐様です。

さて、ここでは眼力大神を祀られており、眼の悪い方の平癒祈願がメインだとは思いますが、商売の目先が効くように、という祈願と入試・就職・結婚の願い事にもご利益があるそうです。

眼力亭というパワーのある名前のお店で蝋燭を購入し、奉納し、祈願をします。

ウツギさんはさらに、御守り札を購入し、祈願していました。そしてスマホケースに挟んでいました。とても力のあるお守りだそうです。

私も病気平癒を願い、免疫疾患で眼の病と関係のある病を持っているので、しっかりと祈願しました。祈願方法や作法は店主の方が教えてくれます。

次のパワースポットは御前谷です。
参拝予定はなかったのですが、ウツギさんはここに参拝していました。

社ではちょうどご祈祷をしているところだったようです。この場所は一ノ峰、ニノ峰、三ノ峰の三つの渓谷が集まる要所だそうで、聖地になっているとのことです。

次は薬力大神です。
薬力社周辺は多くの健康にまつわる神々が祀られており、稲荷山の健康ゾーンと呼ばれているそうです。

薬力大神のご守護は、無病息災、薬効、薬害防止、安産、医学技術向上、健康長寿、家内安全、商売繁盛(薬関係業界・薬局・製薬会社等)、厄除けと、薬にまつわるご利益が頂けるそうです。

私は飲んでいる薬がとても多いので、ここでもきちんと参拝しようと決めており、ここではわらじに願い事を書いて頂き、奉納しました。

薬力亭という、社のすぐ前にある茶屋?という範疇は超えているのですが、ここで様々な祈願・奉納が出来ます。神饌品だけでなく、参拝や祈願の代行など薬力社の事なら何でもござれです。

稲荷山最奥部に位置する薬力の滝がすぐ近くにあります。この霊験あらたかな滝の水はご神水と言われ、このお水で薬を飲むと、薬効が増し、病が治り元通りの健康状態になること間違いなしと信仰されているそうです。

薬力亭では、ご神水でつくる「健康たまご」や、「ご神水コーヒー」をいただく事ができます。私たちは大いに見逃しました。

私は、藁にもすがる思いが叶うという、願かけわらじに祈願を書いてもらい、ここでも病気平癒について祈願奉納しました。ご神水も頂けたそうなのですが、貰い忘れました。

朝10時半頃から稲荷山を登り始め、少々寄り道や休憩をしつつ、12時半ごろに山頂の一ノ峰に到着しました。

山頂の一ノ峰には、末広大神が祀られています。山頂だからといって景色がいいわけではありませんが、やはり達成感がありますね。

末広大神様はもちろん、何よりコトホギでお狐様を勧請しているので、一度はご挨拶も兼ねて山頂の一ノ峰まで行ってみよう、と思って登りました。

私たちは小鳥居を奉納することにしました。最初なので1番小さいのにしました。

見本に従って、鳥居に名前や年号、住所などを書いて社の脇に奉納します。きっちりと参拝。

ウツギさんもここではかなり時間をかけて参拝しました。ここで和歌山から持ってきたお酒もお供え。

山頂で引いたおみくじは、大大吉。「何事も願い叶う事と知るが良い」と書いてあり、とてもありがたい結果でした。金属のおみくじを引いて、番号を見て、掲示している番号を照らし合わせるかたちで、紙では残らないタイプです。山頂付近で見かけるタイプのおみくじです。結果は写真に撮っておくと良いと思います。

下り途中で二ノ峰に着きました。ニノ峰の中社は猿田彦で青木大神の名前で祀られています。
ウツギさんはご縁があるので、ここでも参拝していました。

その次の三ノ峰は、下社で白菊大神(宇迦之御魂大神)が祀られています。

ここは参拝したかったのですが、とある事情で2人ともお参りできず。ウツギさんは近くで少し白菊大神に接触出来ていたようです。

下りはやはり、登りより早く下りることが出来ました。段の大きい階段は足がブルブルしましたが、低めの階段と坂道も多いので、知らないうちに四ツ辻まで降りていた感じです。もう着いたの?という感覚です。

帰りに四ツ辻の茶屋、にしむら亭できつねうどんと稲荷山セット、食後に黒糖かき氷を食べ、ゆっくりとクールダウンしてから本堂まで降りました。

このにしむら亭からの京都市街の眺めは絶景です。古民家の縁側、座敷の風情と合わせて、絶対また来たいね、と思うほど気に入りました。

伏見稲荷、稲荷山

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