11月末に、コトホギでお祀りさせていただいている、伏見稲荷大社より勧請させていただいた「陽月大神」様の格上げを行わせて頂きました。(行うではなく、斎行というのかな?)
神璽(おみたま)を抱いて伏見稲荷大社に向かいます。神璽を抱いているときは、車内でもシートなどに降ろすことは出来ません。ずっと人が抱いて移動する必要があるので、用がある際には交代で抱きます。
伏見稲荷大社について、まずは授与所にある受付に向かいます。
受付後は本殿に向かい、格上げの儀式が斎行されるのを待ちます。ほかの方のご祈祷などもいっしょに行うので、しばらく待ちます。この日は他の格上げの方もいらしていたようです。
私たちは、ご眷属像(上の段に鎮座しておられるお二方)もいっしょにお連れして、祈願してもらえるかを交渉したところ、OKだったので、儀式の際にいっしょにご祈祷していただきました。(本堂から先は撮影不可なので、写真はありません)
このご眷属像は、伏見稲荷大社参道のお店、鈴屋さんで一目惚れした一点物のご眷属像です。天野明美様という方がつくられた素晴らしいお狐様です。
天野様は干支なども作っておられます。今年は巳さんで、こちらもほんとに素晴らしいお姿でした。伏見稲荷の鈴屋さんに行かれた方は是非ご覧になってみてください。
本堂で格上げの儀式を終えた後は、すぐ隣の神楽殿に通されます。このときは私たちだけだったので、2人だけ神楽殿に上がらせて頂き、目の前での神楽を観ることになりました。
格上げや勧請の際は、他の参拝客が神璽が通る道を妨げないよう警備の方が道を開けてくれるのですが、何度やってもこれは慣れません。神璽のためなのは分かっているのですが、とっっても恥ずかしいです。
神楽についても、とても写真や動画を撮れる状況ではなかったので撮れていません。特等席で神楽を観ることが出来ましたが、2人だけ(神璽とご眷属像も一緒ですが)神楽殿に上がっている特異な状況なので、緊張しました。
神楽のあとは、勧請のときには行かなかった社務所の中に案内されました。授与所の裏にある巨大な建物なのですが、庭の素晴らしさに感動しました。
とても大きく立派なご眷属像がある大きな部屋に通され、格上げ後の説明などを受け、証書を授かりました。
これで格上げが終了です。来た時と同じように風呂敷にお包みして、神璽を抱いて帰路に就きました。神璽、行きより格段に大きくなりました…。
新しいお宮は木曾檜のものを新調させていただきました。お供え用の神具も一式新調し、全体的に大きくなりました。コトホギでは、大きくなりましたが、都合上屋内にお宮を設置させていただいております。
これからも、よろしくお願いいたします。
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