槇尾山 施福寺を参拝|西国三十三所の難所で出会う仏像と美しい景色

槇尾山 施福寺

GWも折り返しを過ぎた頃、大阪の槇尾山 施福寺(まきのおさん せふくじ)へ初めて参拝してきました。自然と歴史、そして仏像との対話が感じられる、とても良いお寺でした。

和歌山からは高速道路と下道のどちらを選んでも所要時間はさほど変わらず、むしろ下道の方が道の駅が多く、ドライブとしても楽しめます。道中には「くしがきの里」「かつらぎ西PA」「紀の川万葉の里」などの道の駅があり、少し寄り道をすれば「青洲の里」や「よってってくどやま店」にも立ち寄れます。

今回は帰りに「道の駅 かつらぎ西PA」へ。地元産の調味料なども豊富で、お土産選びにもぴったりでした。

駐車場・入山について

槇尾山 施福寺の参道入り口

施福寺には参拝者用の無料駐車場(約100台)があり、車でのアクセスも安心です。軽自動車専用の上段駐車場もありますが、普通車も停められるスペースがありました。トイレも完備されています。

槇尾山 施福寺 入山料

少し進むと管理棟があり、入山料(1人500円/小学生以下無料)を支払って参道へ。見た目はそれほど急に見えませんが、実際の参道は約1kmの登山道。

槇尾山 施福寺 参道 杖

足元に不安のある方は、杖を借りるか持参するのがおすすめです。

参道・山門・弘法大師ゆかりの地

槇尾山 施福寺 参道

参道は小川のせせらぎが心地よい美しい自然に包まれていますが、前半は特に急坂が続き、山門が見えるまではなかなかハードな道のりです。

槇尾山 施福寺 山門
槇尾山 施福寺 山門の草履

ようやく辿り着く「仁王門」は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼によって再建されたもの。門には金剛力士像(仁王像)が安置され、巡礼者の草履が掛けられていました。

その後、娘が車酔いで体調を崩し、東屋で少し休憩。
お寺の方にはご配慮いただき、本当にありがとうございました。

槇尾山 施福寺 参道
槇尾山 施福寺 参道
槇尾山 施福寺 参道

参道後半はランダムな石段が続き、整備されていない箇所もあるため、上りも下りも足腰に負担がかかります。適度に設けられたベンチで休憩しながら進めます。

槇尾山 施福寺 剃髪所(愛染堂)
槇尾山 施福寺 剃髪堂

途中には、弘法大師が得度し剃髪したと伝わる「剃髪所(愛染堂)」や「剃髪堂」があり、勤操大徳像・愛染明王像・空海像などが安置されています。

本堂と仏像たち

槇尾山 施福寺 本堂

急な階段を登り切ると、ようやく本堂に到着。梅昆布茶の無料接待があり、疲れた体と心に染み渡ります。

槇尾山 施福寺 西国三十三か所 参り
槇尾山 施福寺 西国三十三か所 参り

施福寺は西国三十三所の第四番札所。納経帳・白衣に御朱印をいただき、納札と読経を行いました。

本堂内は拝観料500円で自由に撮影が可能という珍しいお寺。内部には案内の方がいらっしゃって、仏像について丁寧に解説してくれました。

槇尾山 施福寺 馬頭観音像

まず目に飛び込んでくるのは、珍しいポーズで坐す馬頭観音像。両足の裏を前に出して坐る姿は極めて珍しいそうです。

槇尾山 施福寺 弥勒菩薩像
槇尾山 施福寺  十一面千手千眼観世音菩薩像
槇尾山 施福寺  文殊菩薩像

中央には大きな弥勒菩薩像、その左に西国札所本尊である十一面千手千眼観世音菩薩像、右に文殊菩薩像。周囲には四天王像も配置されています(どれがどの天かは、案内の方も言及されませんでした)。

槇尾山 施福寺 方違大観音像

本堂奥には方違大観音像があり、その裏には、二十八部衆、元三大師、最澄、不動明王、虚空蔵菩薩、七福神、なで仏などがずらりと並び、信仰の厚さを感じさせます。

槇尾山 施福寺 烏帽子

本堂の外には豊臣秀頼が奉納したとされる烏帽子もあり、本尊の仏像群も秀頼と淀殿が太閤秀吉の七回忌の供養として寄進したものと伝えられています。

元三大師の厄除け開運お守りストラップ

ウツギさんは、元三大師の厄除け開運お守りストラップを手に入れて満足そうでした。

スピリチュアルな気づき(信じる方だけどうぞ)

本堂に入ってすぐに出迎えてくれた弥勒菩薩像と馬頭観音像からは、強い力を感じたそうです。

四天王のうちの誰かが話しかけようとしていたようですが、人が多く、声ははっきりとは届かなかったとのこと。

意外だったのは、「このお山で一番力が強く感じられた場所は本堂ではなかった」という点。詳細はここでは控えますが、インスタライブやLINE公式などで機会があればお話できればと思っています。

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とにかく、山を登りきって出会える美しい自然、歴史、仏像との出会いが揃った素晴らしい参拝でした。体力には少し自信が必要ですが、それに見合うだけの価値が施福寺にはありました。

槇尾山 施福寺の基本情報

名称槇尾山 施福寺(まきのおさん せふくじ)
所在地〒594-1131 大阪府和泉市槇尾山町136
宗派天台宗
本尊十一面千手千眼観世音菩薩
開基行満上人
創建欽明天皇時代(539~571)
札所西国三十三所 第四番札所
拝観料入山料500円/拝観料500円
拝観時間/納経時間【11月1日~2月末日】8:00~16:00
【3月1日~10月末日】8:00~17:00
アクセス【公共交通機関】南海難波駅内2番 泉北高速鉄道乗車、和泉中央駅下車②南海バスに乗り槙尾中学校前下車。チョイソコいずみに乗換え下車、徒歩約30分
【車】阪和自動車道「岸和田和泉IC」または「堺IC」から約30~40分
駐車場有(約100台)
電話0725-92-2332
HPhttps://saikoku33.gr.jp/place/4
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槇尾山 施福寺

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