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黒平水晶ってどんな石?
黒平水晶(くろべらすいしょう)は、山梨県甲府市の黒平鉱山で産出される高品質な水晶です。山梨百名山の一つである黒富士の麓に位置する黒平で採掘され、その歴史は古く、県内の遺跡から水晶の矢じりが発掘されるほどです。江戸時代には、その高品質さゆえに鉱山自体が幕府の直轄となり、加工された水晶は全国の神社仏閣に奉納されました。
現在、山梨県内のすべての水晶鉱山が閉山しており、黒平水晶は非常に希少な国産銘石となっています。その特徴として、高い透明度と白味を持ち、クラックが少ないことが挙げられます。また、光を当てると透け、茶色が確認できるタイプはケアンゴーム(スモーキークォーツの一種で、黒色を呈する水晶のこと。黒水晶とも呼ぶ)と呼ばれます。
黒平水晶の効果
強力な浄化力と開運効果を持ち、邪気を払い不幸を寄せ付けないとされています。
持ち主の生命エネルギーを活性化し、思考力や直観力を高め、前向きな気持ちにさせると言われています。
また、鬱々とした気分を改善し、グラウンディング効果があるとされています。
風水では、富士山の「龍脈」からエネルギーを受けているとされ、非常に強い力を持つと考えられています。
黒平水晶は持ち主と共に成長する特性があり、日常的に使用することで、持ち主の精神的成長と運気の向上を促すとされています。