今月も 高野山・奥の院の水向地蔵前 にて、先祖供養のための 水塔婆供養(すいとうばくよう) を行ってきました。
Sarusuberiで朝ごはん



まずは朝食をいただきに「Sarusuberi(サルスベリ)」へ。
これまでは帰りに寄ることが多かったのですが、今回は初めて朝に訪問。ベーグルのラインナップが驚くほど豊富で、アップルカスタードなど4種類のベーグルと前日のベーグルセットを購入しました。あんバターサンドやずんだもちサンドといった珍しいものもあり、次回はツナと青ジソ、紅茶とレーズンクリームチーズも食べてみたいと思います。
かなりボリュームがあるので1度に1個くらいしか食べれないんですよね(ミニベーグル希望)。




Sarusuberiは、紀の川市からかつらぎ桃山線へ入って、そのまま進むとSarusuberiがあります。高野山へ直接向かう道とは違って細い道が多いですが、そんなに対向に苦労することはありません。コスモスや彼岸花があちこちに咲いていて綺麗でした。

☞ Sarusuberi(サルスベリ)公式Instagram
高野山・水向地蔵と水塔婆供養
お昼前に着いたので、まずは奥の院に行って水塔婆(すいとうば)供養をすることにしました。

高野山では「水塔婆受付」が数か所あり、1本300円で塔婆をお願いできます。先祖供養として家名や特定のご先祖様の戒名などを記入していただき、水塔婆を立てて供養します。


ここで注意が必要なのは、水向地蔵には直接水をかけてはいけない という点です。特にお地蔵さまのお顔に水をかけるのは大変失礼にあたります。高野山のお坊さまも「水は塔婆にかけるもの」と仰っていました。
「水掛地蔵」と混同されがちですが、水向地蔵は水をお供えして冥福を祈るお地蔵さま。つまり「塔婆に水を手向ける」のが正しい作法です。

私自身も以前は勘違いして記事に「お地蔵さまに水をかける」と書いてしまいましたが、正確には「水塔婆に水をかける」です。この場を借りて訂正いたします。
大吉のおみくじと心構え

この日はおみくじで大吉が出ましたが、書かれていた内容は「煩悩を出せば身を滅ぼし、信心を持って進めば繁栄が待つ」という戒めでした。妙な欲を出さず、真面目に精進しようと気を引き締めました。
水塔婆供養を行うと、不思議とその後しばらく良いことが続きます。あくまで先祖供養のために行っていますが、ご先祖様が喜んで力を貸してくださっているのだと感じます。
角濱ごまとうふ総本舗で精進ランチ

昼食は「角濱ごまとうふ総本舗 飲食部」で精進料理をいただきました。
精進NOODLE(味噌・麻婆)、天婦羅の盛り合わせ、炊き込みご飯、生ごまとうふ、生ごまとうふシェイクなどを注文。どれも素材の良さが際立ち、特に米粉麺のグルテンフリーヌードルと豆腐は絶品でした。



お土産には生ごまとうふやごまドレッシング、古式しょうゆなどを購入し、大満足で帰路につきました。



高野山での先祖供養をおすすめする理由

高野山・奥の院の 水塔婆供養 は、1本300円から気軽にできるご先祖供養です。水向地蔵前で塔婆に水をかけることで、冥福を祈り、ご先祖様を大切に思う心を形にすることができます。
また、正しい作法で臨むことで、より深いご縁と安心感を得られるはずです。
高野山を訪れる際は、ぜひ水向地蔵前にて「水塔婆供養」をされてみてください。